三多を実践すること

積ん読の山は少しも減らず、かえって高くなっている。仕事もようやく落ち着いてきたので、ぼちぼち減らしていこうと思う。

ふと思ったことがあって、外山滋比古氏の「思考の整理学」をパラパラと読み返していると、「三多」という欧陽脩の言葉が目に留まった。

三多とは、看多(多くの本を読むこと)、做多 (多くの文を作ること)、商量多(多く工夫し、推敲すること)で、文章上達の秘訣三ヵ条である。

(外山滋比古『思考の整理学』、175ページ、ちくま文庫)

もちろん、良質の本であることが前提だ。これを翻訳に当てはめることもできるだろう。

今年の僕は、この「三多」を実践しろとあらゆる方面から背中を押されている気がしている。

一朝一夕に上達する方法などないのだから、地道に力を養っていくしかない。力のある一流の人たちは、一流になってもこれを実践している。はるかに力の及ばない僕は彼ら以上に努力しなければならない。一流にはなれなくても、今よりは上達するために。

 

コメント